ギャンブル依存症から復活した男、りばいです。
この記事では、私がフリー麻雀で体験した借金の連鎖についてご紹介します!
フリーて何?簡単に説明すると、一人で雀荘(麻雀のお店)に行って知らない人達と卓を囲んで麻雀をすることです。
家族・友人・職場の付き合いなど、知り合い同士でお店で麻雀することはセット麻雀と呼びます。
セット麻雀とフリー麻雀って何が違うの?
一般的に知られているのはセット麻雀で、私の父親も昔は職場の同僚と麻雀打ってくると言って週末はよく朝帰りをしていた記憶があります。
麻雀での賭博(お金を賭けること)は法律で禁止されていますが、現実はグレーゾーンというか、そうではありません。
たとえセット麻雀だとしても、その日の飲食代や場代(お店の利用代金みたいなもの)は麻雀の勝敗で決めたりしますし、内々で少額(1回のゲームで数百円~数千円程度)を賭けて行われている事が多いのです。
家族や友人が麻雀行ってくると言って出かけた場合、それは多くの場合がギャンブルしに行ってくると言っているようなものなのです。
【麻雀で借金する理由】
それは、麻雀のゲームの特性上、お金を賭けないと全く面白くないゲーム性だからです。逆に言えば、お金がかかっているがゆえに、とても刺激的でこれ以上面白いゲームはないというくらいの感覚になる依存性の高いものだからです。
そして、パチンコやスロットと違って「アウト」という制度があるからです。
パチンコやスロットは、手持ちの現金が無くなればその日はもうそれ以上プレイできません。
麻雀の場合、アウト(お店にお金を借りること)をしてゲームを続行できてしまうことがあります。
これはお店にもよります。トチュウ(ゲーム中に手持ちがなくなってしまいお店に借りること)を出した時点で最終的にアウト〇〇円となり、次のゲーム以降はアウトを全額返済しない限りゲームできないお店もあります。
一方で、常連客となってお店からの信頼があるような客になると、アウトを何万円分も出し続けてくれるお店もあります。
実際私も、10万円分くらいまでお店が出してくれる事もありました。
一度アウトを出すと、アウトを返すために麻雀をするようになります。もはや麻雀を楽しむため、麻雀で勝って稼ぐためでもなく、麻雀で作った借金を麻雀で返すためだけに麻雀を打つようになります。
そして1日中麻雀の事が頭から離れなくなり、どのような手段を使っても麻雀を打ちに行ってしまいます。
麻雀でアウト→借金→アウト返済して麻雀→また麻雀でアウト→借金追加
この繰り返しでした。
私の場合、最初は仕事終わりに近くの雀荘にフリーで打ちに行っていましたが、徐々にもっと打ちたいと思うようになり、日中から雀荘に通うようになりました。
これが破滅への始まりです。
私が麻雀で破滅していく経緯は、次の記事でご紹介します!
りばい
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